クリスマス・ソング☆ロック お気に入りクリスマス・ロックを紹介
クリスマスは素敵です。サンタクロースが来ないことがわかっていても、なんだかワクワク楽しい気分になるものです。クリスチャンでもないのに、なんだか神様を信じてしまいそうな気になります。クリスマス・ソングはそんな雰囲気をいっそう盛り上げてくれますよね。日本にも沢山クリスマス・ソングはあるのですが、やはり本場はアメリカ・ヨーロッパ。そんな洋楽の世界には素晴らしいクリスマス・ソングがいっぱいです。
ふだん洋楽をあまり聴くことがない方にも、ぜひロック/ポップのクリスマス・ソングを聞いて欲しいと思い、YOUTUBEで聞くことのできるお奨めクリスマス・ソングを集めました。
Trans-Siberian Orchestra / トランス・シベリアン・オーケストラ
1996年、Paul O'Neill, Robert Kinkel, Jon Oliva によって作られたちょっと変わったロックグループです。スタイルは、プログレッシブ・ロック、シンフォニック・メタル、ヘビィ・メタル、クラシック音楽などの影響が感じられます。 どうも日本ではかなり知名度が低いようで、あまり情報がありません。ニューヨークを拠点としていますが、世界中でコンサート活動を行っているようです。 3人以外にももちろんメンバーがいるのですが、その数なんと33人!(公式サイトで確認/英語版)しかし、これ以外にも弦楽器などのメンバーがいるようで、まさにオーケストラです。 さらに、このバンドテーマが「クリスマス」なんでしょうね。その系統の曲ばかりで、公式サイトのイメージもクリスマスそのままです。 そしてその音は・・・、素晴らしいのです。YOUTUBEで数曲が見つかりました。気に入っているものをいくつか御紹介します。日本でももっと流行って欲しいですね。2000年以降現在も活動中ですが、90年のコーナーに入れました。 英語版ですが、公式サイトは
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Christmas Canon Rock / クリスマス・カノン・ロック
これはカッコいいです。女性ボーカル最高ですね。それにギターもいけてます。有名なパッフェルベルのカノンですが、良い曲は良いアレンジをするとさらに素晴らしいものになるものです。 これ以外にもこの曲のアレンジは数多くあり、好きな作品もあるのですが、このアレンジは最高です。
Christmas Eve in Sarajevo / クリスマス・イブ・イン・サラエヴォ
映像がとてもいいです。渋いナレーションの意味は解らないのですが、映像とサウンドからイメージは伝わりますね。歌詞のない演奏ですが、強力なメーッセージを感じます。 1996年のリリースで、上のカノンより先ですね。これがデヴュー作かもしれません、すごい感性だなぁ。
O Come All Ye Faithful / さやかに星はきらめき
シンフォニックな演奏をバックにギター・ソロが炸裂するクリスマス・ロックです。いいなぁ、これ。それにかなりギター上手いですね。次に紹介する曲もこれも有名なクリスマス・キャロル、つまり賛美歌が原曲なわけですが、どちらもロック・アレンジです。しかしそのアレンジ手法がまるで違います。多彩な音楽性が実に楽しいです。
The First Noel / 牧人 羊を(まきびとひつじを)
ロック・アレンジの The First Noel です。ボーカルはなし、ギターがいいなぁ。ロック・コンボ・バンドの8ビートの素直なロックで、実に私の好みですね。ギターは超絶技巧という感じではなく、一音一音を大事にして弾いているようでとても好感の持てるソロを聞かせてくれます。
Hark! the herald angles sing / 天には栄え
上の2曲と同じバンドの曲とは思えないクラシカル・ボーカルのクリスマス・キャロルです。女性ボーカルも多数いるのようですが、本当に多彩です。まるで万華鏡のようなグループですね。 特に変わったアレンジもないのですが、このボーカルはとても素敵です。
Good king joy / グッド・キング・ジョイ
これはカッコいい!メインになるフレーズは「ジョイ・トゥ・ザ・ワールド」、こんなかっこいいアレンジはないです。それにブルージーなボーカル、まったく、このバンドの変幻自在さは驚愕です。これだけの大所帯をコントロールしてこれだけ多彩な音楽を織り出すPaul O'Neill, Robert Kinkel, Jon Oliva の3人はやはり、天才でしょうねぇ。すごい。
Mistress For Christmas / AC/DC
AC/DCがこんなクリスマス・ソングを出していたことは知りませんでした。これは素敵です。動画がないのが残念。 このバンドは1973年にアンガス・ヤング、マルコム・ヤングのヤング兄弟を中心に結成されたオーストラリアのロックバンド、現在も活躍中!30年以上のロング・ランナーで、頑なにスタイルを守る筋金入りのロック・バンドです。これからもがんばって欲しいですね。
Last Christmas / Nadia Gifford / ラスト・クリスマス / ナディア・ギフォード
これは素敵です。とっても可愛い小さな女の子が歌うラスト・クリスマス。数多くのシンガーがカバーを出しているラスト・クリスマスですが、これが一番いいかも。
Oíche Chiún / ENYA / きよしこの夜 / エンヤ
1990年代のロック・クリスマス・ソングってあまり好きな曲がないのです。その中でエンヤは別ですね。私のお気に入りのミュージシャンの一人です。でもソロで歌うこの曲は、エンヤとしては残念ながらイマイチかなぁ。
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