キャリアコンサルタント 資格試験 学習記録
来談者中心的カウンセリング ロジャーズ
来談者の生来的な適応・成長能力・自己実現傾向を信頼 「経験」と「自己概念」を通じて意識されるものの「自己不一致」が問題の原因 経験と自己を一致させることが重要 1.無条件の肯定的関心 2.共感的理解 3.自己一致・純粋性 基本原則 1.クライエントの自己実現の過程を促進 2.キャリア上の問題点に焦点をあてる 3.アイデンティティの明確化・職業選択の支援・意思決定を促すための心理検査・情報提供 4.自己実現に役立つスキルとキャリア情報が必要 ・客観的な情報、判断材料の収集と実際的活用を欠くと言う弱点を持つため、具体的な問題解決機能が十分機能しない
行動主義的カウンセリング クランボルツ
現在不適応を起こしている症状自体への働き掛けを行い、行動科学療法を用いて問題行動を修正して、不適応状態を改善する。カウンセリングはひとつの「学習プロセス」である。カウンセリング目標達成を明らかにし。達成できたかどうかの結果を明確に測定する。 行動療法アプローチ 1.不適応行動は学習によって形成された 2.支援は問題行動の解決・軽減、問題行動の消去または新たな適応行動の学習を行う 3.支援は客観的・具体的・測定可能であること 4.技法は行動科学的理論・臨床的事実の基づいていること 5.支援の結果は客観的・適正に評価できる カウンセリングステップ 1.アセスメント 2.原因行動の明確化 3.行動を継続させている強化因子を明確化 4.現在のままでの結果予測 5.望ましい結果を明確化 6.目標設定 7.行動計画:「なにを、いつまでに、どれくらい、どのような方法で」 8.実行: 9.アセスメント:目標にが達成できたかどうかを数量的に評価 行動療法の技法 ・系統的脱感作:行動を小ステップに分け、軽度から始め不安がなくなるまで行う ・モデリング:望ましい行動を観察、模倣する ・セルフコントロール法:行動を管理・統制させる ・ガイドイメージ:具体的な成功体験をイメージさせる 系統的脱感作:行動療法の代表的な治療技法。不安階層表を作成し、軽度の不安場面から練習して、段階的により強い不安場面に慣らしていく(脱条件づけする)という手順をふんで治療を行う。
論理療法カウンセリング(認知的アプローチ) エリス
不快な感情は過去の出来事によって引き起こされるのではなく、その事実をどのように受け止め、捉え、意味づけているかによって生じる。問題の源は外界・環境・過去の出来事にあるのではなく個人の「認知」と「考え方」にある。 行動主義的アプローチを取り入れ折衷的な方法を用いる。 1.Aある出来事 2.B信念・思い込み 3.C結果として生じる感情 4.D反論 5.E不快な感情の解消 クライアントの非論理的信念(イラショナル・ビリーフ)がクライエントを縛り付けている。これに反論し、合理的な信念に変える。認知・感情・行動に総合的に働き掛ける。 技法:自己宣伝法・羞恥心粉砕法・役割交換法・ユーモアソング等
認知療法カウンセリング(認知的アプローチ) ベック
うつ病患者の不安や抑うつ、自責の念など不快な感情は誤って学習された記憶・イメージ・考え方が習慣化した非合理・非現実的な思考によって引き起こされる。 自動思考:ある感情とともに瞬間的に思い浮かぶ考えやイメージ スキーマ:一貫した認知的構え(信念として存在するもの) 認知の歪み 1.全か無か思考:極端な二者択一思考 2.過度の一般化:些細なことを過度に一般化する 3.肯定的側面の否認:否定的にのみ考え肯定的側面を無視 4.破局的な見方:わずかな困難から最悪の破局を決めつける 5.恣意的な推論:根拠なく勝手に決め付ける 6.誇張と矮小:実際よりも極端に評価する 7.自己関連付け:自分と無関係なことを関連付けて判断する
ユング
向性テスト:ユングの性格類型論を基にマイヤーズとブリックスがMBTIを作成
シーヒー
発達心理学者、30代後半から40代後半の10年は「締切りの10年」といい、キャリアゴールを描く大切な時期だと位置づけています。その時々の自分に合わせたキャリア選択が適切に行なえるかどうかが重要です。
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