ギターのアドリブ演奏法、弾き方を初心者向けに解説します。
もっとかっこよくアドリブを弾きたい
これまでやったC調のアドリブは、ギターの1〜4フレットを使うギターソロですね。これはこれで悪くはないのですが、もっと高いフレット、ボディに近い方で弾いてるのを見ることが多いですね。あれの方がかっこいい(笑) そうなんです、特にエレキギターは7〜12フレットあたりで弾きたいですよね。なんたってその方がエレキっぽいし、かっこいい。 そこでまた「ドレミファソラシド」の練習が必要になるのです。「アドリブの基礎」のページの最後にある画像はD調の「ドレミファソラシド」でした。これをマスターすればかっこよくアドリブが弾けるようになります。
ハイポジションの「ドレミファソラシド」
これは2カポを想定した「ドレミファソラシド」ですね。このスケールをひたすら練習しましょう。C調の時と指の使い方がまるで変わりますが、実はこの指使いが非常に重要、これをマスターすれば、E調でもA調でもEb調でもG#調でもなんでも同じように弾けるのです。 担当する指の絵を追加しました。この4本指で練習しましょう。ここでも重要なことは、これがD調の「ドレミファソラシド」でその場所を覚えていくことです。早く弾けることではありません。 勘のいい方はもう気が付いてますね、これをそのままボディ側に移動していけばE調F調G調の「ドレミファソラシド」になるわけです。
あ、大事なことですが「1弦の2フレットがミで3フレットがファ」と覚えるのではありません。それぞれの音の配置の関係を覚えるのです。「ここは半音ここは全音」といった感じです。
「どこがミでどこがソ」ということより、「どこがドの時はこのパターンになる」という覚え方です。5弦のどこかを「ド」としたとき「ドレミファソラシド」が弾ければいいのです。
さらに、勘のいいあなたは気が付きましたね(笑)!!5弦でなくて6弦4弦、あらゆる場所で「ド」が決まればスケールが決まるということを!
ハイポジションでの指使い
各指が担当する場所は、それぞれのフレットですが、人によって人差し指の使い方が違います。2フレットの各弦を弾く時人差し指で毎回押さえる方法と、Fコードのようにセーハを使う方法です。 どちらが良い悪いではなく、状況によって使い分けている人も多いでしょう。セーハを使う方が少し難しいかもしれませんから、初めは各弦を人差し指の先で押さえて練習しましょう。
コードを簡単にC調に変える
コード進行はC調に転調することが可能なのですが、ちょっと面倒です。慣れている人は弾きながら頭の中で転調できる人もいるのですが、私も含めて一般人にはちょっと不可能(笑) 12音2列にを並べて合わせていくと、転調コードがわかるのですがそれでも間違えちゃうんですね。 しかし、こういうことはパソコンに任せるのが一番です。そこでギターコード転調装置を作りました。使い方はもとのキー(調)と転調したいキーを選びコード進行を入力するだけです。なに調かわからないときは、「AをCにしたい」という感じで選べばOKです。↓↓↓クリック
練習用のバッキングはipadで作る
前ページの演奏はすべてipadのガレージバンドで作ったのですが、やはりガレージバンドは便利ですね。アドリブソロを目指す人はぜひ手に入れてください。すべてC調でコードを入力したのですが、簡単に転調できます。D調にすれば2カポイメージでスケールを弾けばアドリブができるのです。 前ページ実践5の曲をD調とF調に変えてみました。D調は2カポ、F調は5カポをイメージして弾けばC調と同じスケールで弾くことができます。
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