AT互換機
正確にはPC/AT互換機(ピーシーエーティーごかんき)とは、1984年にIBMが発売したパーソナルコンピュータ「PC/AT」と互換性のあるパソコンのこと。「IBM PC互換機」「PC互換機」「PC」「DOS/V機」「Windowsマシン」など、様々な通称がある。
IDE
IDE パソコンとハードディスクを接続する方式の一つ。SCSIなどほかの方式に比べて簡便で低コスト。しかし、同時に2台までしか接続することができない、ハードディスク以外の機器を接続することができない、ハードディスクの最大容量が528MBまでに制限されている、などの弱点があった。 EIDE IDE(ATA)方式の拡張仕様である。IDEでは2台までだった最大接続機器数は2系統2台ずつの合計4台まで増加し、CD-ROMドライブなどハードディスク以外の機器も接続できるようになった。IDEではハードディスクの最大容量が528MBに制限されていたが、8.4GBまでのハードディスクが使えるよう改善された。データ転送速度の向上も図られた。 Ultra ATA IDE(ATA)規格の拡張仕様。ATA-2として規格化されたEIDEの後継仕様で、1998年にANSIによってATA/ATAPI-4として標準化された。最高データ転送速度は33MB/sである。Quantum社はUltra ATAと呼んでいるが、Intel社は「Ultra DMA」と呼んでおり、他にもATA-33とかDMA-33などと呼ばれることもある。
SCSI
コンピュータと周辺機器の接続を定めた規格。 ホストとなるコンピュータのインターフェイス・および周辺機器をバス型配線で相互接続する。バスの両端にはターミネータと呼ばれる終端抵抗を接続する必要がある。 主にハイエンドクラスのコンピュータと大型ストレージ機器やテープバックアップ装置などとの接続に用いられているが、かつては小型の外付けハードディスク・CD-ROM・MO・イメージスキャナなどの接続にも用いられていた。 しかし手軽でないことや高価さゆえにデスクトップPCからはだんだん廃れていき、やがて小型の外付けハードディスクやCD/DVD装置は内蔵型で安価なIDEやATAに、外付形やイメージスキャナ等はホットプラグも可能で簡単なUSBに移り変わっていった。
シリアルポートとパラレルポート
1本の信号線で1ビットずつデータを伝送するシリアル転送方式でコンピュータ本体と周辺機器を接続するインターフェイスのこと。パソコン用のシリアルポートとしては、モデムなどとの接続に使われるRS-232Cが最も普及している。IrDA、USB、IEEE 1394などもシリアルポートの一種である。 IrDA=赤外線通信用(携帯などに使用されている) 複数の信号線で同時に複数のビットを転送するパラレル転送方式でコンピュータ本体と周辺機器を接続するインターフェイスのこと。パソコン用のパラレルポートとしては、プリンタなどとの接続に使われるセントロニクス仕様やIEEE 1284などが最も普及している。記憶装置の接続などに使われるSCSIやIDEもパラレルポートの一種である。
PS/2マウス・キーボードコネクタ
PS/2キーボード・コネクタは、現在PCで標準的に使われているキーボード用コネクタである。1987年に発表されたパーソナルコンピュータ「IBM PS/2」にこのコネクタが採用されたのが始まり、現在ではUSBに移行しつつある。 現在PCで標準的に使われているマウス用コネクタ。PS/2キーボード・コネクタと形状はまったく同じだが、相互に入れ替えて接続しても動作しない(ノートPCなどではキーボードとマウスの両対応のものがある)。間違って接続しないよう注意が必要だ。次第にUSBマウスに切り替わりつつある
DMA
Direct Memory Access の略で、CPU を使わずにデバイスがダイレクトにメモリにアクセスする機能。 DMA 機能を使用してメモリに直接アクセスすることにより CPU に負担をかけないため、CPU の処理が遅くならないというメリットがある。 しかし、CPU が高速になった現在では、DMA 機能が旧来のままのため DMA 機能を使用しないほうが全体の処理速度は速くなる場合もある。
PIO
Programmed I/Oの略語、メモリとデバイスの間で行われるデータの読み出しや書き込みの動作を CPU が制御する転送方式のこと。 CPU を介さずにデータの転送を行う DMA 方式と比べて、PIO 方式はデータ転送中に CPU に多くの負荷がかかり、他の操作が実行できないという欠点があるため、DMA が正常に動作しない場合などの緊急用として主に用いられる。
BIOS
パソコンの初期設定や基本的な入出力機能の制御を行うプログラム。パソコンの起動時、最初に専用の半導体から読み込まれて実行され、OSの起動後、OSが管理できる機能については制御を引き渡す。OSを起動するドライブの変更などが可能。
マザーボード
マザーボード(Motherboard)またはメインボード(Main board)とは、コンピュータなどで利用される、電子装置を構成するための主要な電子回路基板である。より小型のプリント板ユニットを子基板として搭載できるソケットなどを持つことからマザーの名がある。 チップセット CPUの周辺回路を搭載したチップ(LSI)のこと。マザーボードの性能を左右する部品であり、接続されているハードウェアや、グラフィック、サウンドなどを制御する。 CPUソケット CPUをはめ込む部品。はめ込む際には規格にあっているか確認する。CPUはどんなものも使用できるわけではない。またCPUだけを高価なものに変更しても メモリソケット メモリをはめ込む部品。はめ込む際には規格にあっているか確認する。 バッテリー リチウム電池 BIOSの設定を記憶するCMOSと呼ばれる書き換え可能なメモリが記録を保持するための電気を提供する。電池が消耗すると内部の時計が止まるが、それ以外にも影響がでる場合がある。 ATX電源コネクタ マザーボード本体に電源を供給する為の差込口。 スピーカー ビープ音を鳴らすためのスピーカー。 IDEコネクタ/SATAコネクタ IDEやSATAなどのドライブ用ケーブルを接続するためのコネクタ。多くの場合、ハードディスク用と光学ドライブ用があることが多い。 PCIスロット 拡張用のカードを差し込むことで様々な機能を増やす事が出来るスロット。 ビデオカードスロット(AGP) ビデオカードを接続するスロット。
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