RAM /ROM
Random Access Memory(ランダムアクセスメモリ、ラム) コンピュータで使用するメモリ。随時アクセスメモリともいう。読み出しと書き込みが自由に行える。 Read Only Memory(リードオンリーメモリ、ロム) 記録されている情報を読み出すことのみ可能なメモリのことである。読み出し専用メモリともいう。読み出し専用なので、記録されている内容を書き換えることができない。
キャッシュメモリ
CPUなど処理装置がデータや命令などの情報を取得/更新する際に主記憶装置やバスなどによる遅延を緩和させ、処理装置と記憶装置の性能差を埋めるために用いる高速小容量メモリのことである。 キャッシュとは、データを一時的に保存しておく場所。データを一時的に保存しておく場所には他に「メモリ」があるが「メモリとやり取りするよりも、CPU自体に必要なデータを置いてしまえば、もっと高速になるためにCPUにもデータの保存場所が設けられた。 キャッシュには「1次キャッシュ(L1キャッシュ)」と「2次キャッシュ(L2キャッシュ)」がある。キャッシュがたくさんあって、キャッシュサイズも大きいほど、多くのデータを記録出来るのでCPUも高速化する。 キャッシュが特に影響するのは、同じような計算をひたすら繰り返すような処理の場合・・・つまり、ゲームや高度なグラフィックの表示など。 基本的にキャッシュ(主に2次キャッシュ)は、CeleronやSempronなどの廉価版のCPUは少なく、CoreやAthlonなどの高性能CPUは多い。
フラッシュメモリ
データの消去・書き込みを自由に行なうことができ、電源を切っても内容が消えない半導体メモリの一種。USBメモリ、メモリーカード(SDカード、スマートメディア、メモリースティックなど)
USB
USB(Universal Serial Bus:ユニバーサル・シリアル・バス)は、コンピュータに周辺機器を接続するためのシリアルバス規格。USB1.0は1996年に登場。現在最も普及した汎用インターフェイス規格の1つである。 レガシーポートであるシリアルポート (RS-232) やパラレルポート、PS/2(マウス、キーボード)端子などの置き換えをその目的の一つとしている。 プラグアンドプレイにも標準で対応しており、当時の一般的な外部インターフェイスでは不可能であったホットプラグも可能としていた。またUSBハブを介して最大で127台接続可能である。 さらにUSB2.0の登場によって、転送速度とシステム負荷の軽減に大幅な向上が見られたことなどから急速に普及し、最も頻繁に周辺機器との接続に使用される規格となった。 可搬性の高い記憶媒体の利用者急増や、単に携帯電話やデジタルオーディオプレーヤーなどへ電源供給をするための端子として利用されるなど、その重要性がさらに増しているといえる。
USBで接続される主な機器
1.キーボード・マウス・ゲームコントローラ・プリンタ・イメージスキャナ・デジタルカメラ・Webカメラ・ビデオ入出力デバイス(テレビチューナーなど) 2.オーディオ機器・MIDI USBサウンドデバイス(USB音源スピーカーなど) 3.外部記憶装置(USBメモリ・フロッピーディスクドライブ・ハードディスクドライブ・MOドライブ・光学ドライブ・メモリカードリーダーなど) 4.SCSI、パラレル、シリアルなどの従来タイプの周辺機器を接続するための変換ケーブル 5.USB経由で接続するネットワーク・アダプタ(LANカードや無線LAN)モデム
ホットプラグ
コンピュータの電源を入れたままでも接続できる入出力規格 プラグ&プレイ コンピュータとの接続の際、デバイスドライバの組み込みや、ユーザーによるマニュアル設定の必要がなく、自動的に適切なドライバーを探して設定してくれる機能
補助記憶装置の種類
紙テープ: パンチカード: 磁気テープ(カセットテープ) 磁気ディスク(フロッピーディスク) ハードディスク 光磁気ディスク(MO・MD) フラッシュメモリ 光ディスク (CD・DVD)
光学ディスクの種類
CD-ROM/CD-R/CD-RW DVD-ROM/DVD-R/DVD-RW DVD-RAM/DVD+R/DVD+R DL 1, DVD-R/-RW DVD-RとDVD-RWに対応。初期のドライブに多い。 2, DVD-R/RAM DVD-RとDVD-RAMに対応。これも初期のドライブに多い。 3, DVD+R/+RW DVD+RとDVD+RWに対応。日本ではあまり見かけない。 4, DVDマルチ DVD-R、DVD-RW、DVD-RAMの全てに対応する規格。現在では、ほとんど見かけない。 5, DVDデュアル (DVD±R/RW) DVD-R、DVD-RW、DVD+RW、DVD+Rの4種類に対応。DVD-RAMの採用に消極的なメーカーに多い。 DVD+R DL、DVD-R DLへの記録も可能なモデルもある。 6, DVDスーパーマルチ DVD-R、DVD-RW、DVD-RAM、DVD+R、DVD+RWの5種類に対応2004年〜2005年ごろはこれが主流。 7, DVDハイパーマルチ DVDスーパーマルチの機能に加え、DVD+R DL、DVD-R DLへの記録も可能。 現時点での書き込み型DVDドライブとしては最終モデルであり現在の主流。 8, HD DVD・Blue-ray Disc
拡張ベイ
パソコンの本体内に用意されたHDDドライブやCD-ROMドライブ、カードリーダーなどを増設できるようにするための空きスペースのこと。 5インチベイ(12.7cm)「CD(DVD)-R/RW」の各種ドライブ、 3.5インチベイ(8.89cm)「カードリーダー」「フロッピードライブ」 3.5インチシャドウベイ、パソコン本体内にドライブを設置するためのスペースで、外部からは見えない。
拡張スロット
コンピュータが標準では持っていない機能を追加するために、コンピュータ本体に設けられている差し込み口のこと。
IEEE1394
IEEE 1394(アイトリプルイーイチサンキュウヨン) は、AV機器やコンピュータを接続する高速シリアルバス規格。 アップル社が開発・提唱したFireWire(ファイヤーワイヤー)規格を標準化したもの。 一時は、企業向けに普及しているSCSIの発展形として期待されたが、規格制定に手間取り、速度面で代用となるには力不足であった為、ビデオ・オーディオ分野での普及が中心となった。同時に64台の機器を同一ネットワーク上に接続でき、100Mbps、200Mbps、400Mbps、800Mbpsという通信速度を持つ。後に3200Mbpsに拡張されている。 USB同様プラグ&プレイおよびホットプラグに対応している。
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