ダイエットとは…
ダイエットを英和辞典で調べるとdietの定義を『食物、(日常的な)食事、餌』としている。しかし日本では「減量のための食餌制限」として限定的に使用されることが多く、また「痩せる」という部分のみに注目されて変質した「ダイエット=減量・摂生」という意味で誤用されている。
このサイトでは誤用とされている「痩せる」について考えてみた。
脂肪燃焼のウソ?ホント?
●脂肪燃焼は20分から? 有酸素運動での脂肪燃焼は20分以上という話を聞いたことがある方も多いと思いますが、実は20分以上でなくても脂肪燃焼は行われます。科学的にもちゃんと証明されており、5分でも15分でも運動すること脂肪燃焼になります。運動を少しでも多く行おうという意識が大事です。
食事方のウソ?ホント?
●食事制限のウソ?ホント? 食事を減らすことはよくありません。成人女性1日の摂取カロリーの目安は約1600カロリーです。しかし、1日に摂らなくてはならない最低摂取カロリーを忘れがちです。大体1200以上は摂るようにしましょう。 食事を減らすことだけではリバウンドしやすく、危険なダイエットになってしまいます。 ●1日3食が基本? 1日の摂取カロリーが同じ場合、1日2食と1日3食とでは、エネルギーの吸収量が違うとされます。3食に分けて食べるほうが太りにくいです。力士の方々は太るために1日2食での生活をしていると言いますよね。 ●炭水化物ダイエット? 炭水化物を絶つというこのダイエットの経験のある方、現在実践している方も多いと思います。しかし、これは非常に危険で不健康な醜い外見となってしまう恐れのあるダイエット方です。炭水化物の穀物や麺類、果物にも必要な栄養素がありそれにより健康や美を保てるのです。 バランスが偏ってしまうと本当のボディーラインを整えることはできないと考えてください。
部分痩せのウソ?ホント?
●部分痩せのウソ?ホント? 二の腕の肉だけを、顔の肉だけを・・・という風に部分的な脂肪を気にして部分痩せを目指す方も多いと思いますがその部分のみの脂肪を落とすことは不可能です。 例えばお腹周りの場合、腹筋を続けて筋肉を付け、引締め効果を高めることで部分痩せのような感覚が得られます。 ●マッサージ・ダイエット製品のウソ?ホント? 塗るとその部位が熱くなり部分痩せ効果のあるジェルやクリームタイプの製品に関して「効果があった」という声はほとんど聞きません。確かにマッサージ自体には効果はあります。 脂肪が移動することはみなさんご存知かと思います。バストアップの方法としてお腹や背中から脂肪を寄せる方法と同じ原理です。しかし、それは製品を使ったからでなく物理的な現象がおきているだけということが言えます。
ダイエット食品のウソ?ホント?
●ダイエット食品のウソ?ホント? ダイエット食品は全てウソというわけではありません。成分によってはエネルギーや糖分の吸収を抑えてくれる働きもあるので内容をよく確認することが大切です。主な成分を挙げると食物繊維食品、プロテイン、ギムネマ、ガルシニア、キトサンなどがあります。しかし、ハーブのみで作られたものなどでも体に悪影響を及ぼす成分が含まれていることもあるのでなるべく国産品を選ぶことをオススメします。 ●中国茶ダイエット? 中国茶は脂肪燃焼を助けるものや便秘にも効果的なお茶です。しかし、飲むだけで痩せるということは期待しないで下さい。中国茶の独特な香りがリラックス効果を発揮して体にも良いとされています。痩せるために飲むのではなく体の内側から綺麗にするために飲むことが効果的です。 ●カロリーゼロ商品のウソ?ホント? 飲み物を選ぶときに「カロリーゼロ」の商品を選ぶ方が多いと思います。しかし、栄養素表示に0キロカロリーと出ていても、実際は0でないものもがほとんどです。栄養素表示は100mlにつき5kカロリー未満は0と表示してもいいと定められています。ですので無糖=カロリーが無いという訳ことではありません。甘味料などは糖類に含まれないためカロリーは少なからずあります。しかし、普通の製品に比べればヘルシーには間違いないので神経質にならずに取り入れることも大切です。
お酒のウソ?ホント?
●お酒はダイエットの敵? アルコールには食欲を増進させる作用があります。アルコールが体に回り、酔ってくると自制心が働かなくなり満腹中枢も狂います。おつまみなどはお腹が空いていなくてもどんどん入りますよね。 このように何にどういう作用があるかを知っておくことでダイエットやその後の維持にも役に立ちます。 ●お酒の選び方 お酒の選び方によってカロリーや糖質のコントロールが可能です。ビールや日本酒には糖分がかなりの割合で含まれていますが、焼酎、ウイスキーなどは糖分が含まれません。 しかし、焼酎やウイスキーの自体にもカロリーがあるので飲みすぎ無いようにしましょう。
危険なダイエット!
●ダイエットには極めて危険な方法もあります。その内容は「健康的な生活」という基本的な考え方に反しているものです。 「痩せる」ということだけのダイエットは特に危険で、贅肉を落とすために肌荒れや栄養不足など他のに影響があるダイエットは避けましょう。 その危険なダイエット法として、断食や置き換えダイエットなど単品だけを毎食食べて生活するものや海外輸入したサプリメントを使用するものがあります。 特にアトキンスダイエット(炭水化物ダイエット)はリバウンドしやすく、摂食障害に陥る可能性が高いためオススメできません。
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